AGSCハイスピード・ダートトライアル
2009年4月12日(日)

九州で全日本ラリーが開幕したこの日、関西でもダートトライアルのイベントが「プラザ坂下」で開催されました。
当日はまるで初夏なみの暑さで、Tシャツ一枚の方も多い最高のお天気となりました。



このダートトライアルは、地区戦といわれるもので、私も初めての観戦です。
全日本クラスであろうと、地区戦であろうと、見て楽しむという点では同じ。
もちろん全日本に出ている方も走っていらっしゃいます。
でも全日本にない楽しさがあるとすれば、それは「初出場の選手の走りが見られること」だと思います♪
初出場の方も競技以外で何度もコースを走って練習をなさっていると思いますが、沢山の観客に見つめられながら
一発勝負で飛び出していく感覚は、きっと初めてのはず。
そんな初々しい走行を見られるのは、ハッキリ言って地区戦の醍醐味ですよね。
その中で、「この人上手い!」とか「いい度胸してるな、練習次第で上手くなりそう…」なんて思う人も居て、
リザルドの名前を見ながらチョット青田買い的な気分になりました。

北村和浩選手のMCも凄く楽しかったです。
もちろん一人ではなく、ラリーでもおなじみの小倉雅俊選手のコ・ドライバー平山真理さんがメインMCを努め、彼女の
トークテクニックにより、北村選手がドバドバ喋ってしまうという、耳にも楽しいダートラです。
後から真理さんに聞いたところ「『ヘッドセット型インカム』で目の前にマイクが無かったから、普段テントの中でワイワイ喋ってるみたいな
ノリで喋ってくれたのかも♪」とのことでした。
なるほど、
それにMCブースは陸の孤島で周囲には誰も居なかったから好き放題つぶやいて居たのかも。・・・まっ、ダダ漏れですが。
と言うことで当日の走行写真を御覧下さい。


 
陸の孤島のMCブース、この前に大きな島が一つあり、上から降りてきた車両が大きく回り込みます。
今回、付けられた名前は『北村ポイント』、その塩梅を北村選手が好き放題に語ります。



参加車両は111台、ダートラの人気って凄いですね〜。
今回、ギャラリーが見るという態勢があまり整っては居ませんでしたが、こんなに楽しいのに勿体ないと思いました。
抽選会やお楽しみイベントはなくてもいいので、ギャラリーの受け入れ態勢が全日本レベルになってくれると嬉しいですね。

写真は、第一ヒートの途中から。
私の体調が良くなかったため第2ヒートは見られずに帰りました。写真がない皆さんごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



第1ヒートが終わり、お昼ご飯です。
食べ物屋さんが無いので、皆さんケイタリングのお弁当のようです。

 
今シーズン始めてみました、ニューカラーリングの北村車。
私的にはドロを跳ね上げてる時のこの車が大好物です。

 

 
テントの中では北村選手が支給されたお弁当をパクパク食べています。
第2ヒートのMCはしなくても良かったはずなのに、あまにり好評だったため再び働かされることに。ヽ(^_^;)ノ
確かに、主催者さんのテントの方でも「録音しといたら良かった〜!”」と言う声が聞こえていました。
北村選手、新境地をひらいたかも・・・。


お弁当を食べた後は、急いでデモランに出撃です。


「1回目はサクッと、2回目は頑張ります。」と言うことで、2回走ります。

 

 

 

 

 

この後、第2ヒートが始まり、北村選手と平山真理さんは再び陸の孤島へ。
競技終了から『北村和浩横向き指南!』と言うことで、同乗走行が開催されました。
プレゼント企画などもあり、盛りだくさんの一日でした。



 


会場までの坂道が競技車両のパドックとなっています。
途中で写真を撮ると、見上げても、見下ろしても、ズラ〜ッと競技車両が並んでいて、ココではモータースポーツの斜陽など微塵も
感じさせないパワーを感じました。
帰る道すがら、耳の奥に「ダートラ初参加!」という言葉が嬉
しく残っています。
走ろうとする新しい人が居る限り、もっと広く、もっと楽しくモータースポーツが続いていきます。
私も新しいモータースポーツの楽しみが一つ増えた気がします。
地区戦という名の通り、日本全国でこういった競技が開催されています。 機会があれば皆様もどうぞ見に行ってくださいね。

 
坂の途中、北村選手の積車発見。 何故それとわかるのかと言うと、ちゃんとお名前ステッカー↑が貼ってあるからです。(^ ^;)